From:粕谷雄三
自宅オフィスより、、、
妻に「言葉が足りない」と、やたらと言われる。先日のキャンプでも言葉が足りないことが原因で相手を不快な気持ちにさせてしまった。
話の内容は収入に関するもの。お金の話って少しデリケートな話になりやすいので気をつけなければならなかったのだが、お酒が入っていることもあり気が緩んでしまった。僕の中では共感して相手の答えに対して鼻で笑うような形で反応してしまったのでそれが誤解を生んだようだ。妻には、笑った後に「そうだよね・・・」の一言があった方が誤解がなかったんじゃないかと言われた。
それを聞いて本当その通りだなと勉強になった。言葉って相手を喜ばすこともできるし、不快な気持ちにさせることもできる。だから言葉は慎重に選ばないといけない。でも、たまに気が緩んだ時に限って相手を不快な気持ちにさせてしまう。
その度に、できるだけ無駄なことは口にしない方がいいよなと思ってきた。年を重ねるたびに口数が少なくなっていく理由はそこにある。でも、それが逆効果になっているみたい。無駄な話をしないことで言葉が足りなかったり、何を考えているか分からないと言われてるようになった。ということは、必要なことすら言葉にできなくなっているのかなと。これじゃあ、コミュニケーションが上手くいっていないということだね。
コミュニケーションで結果が変わる!
クライアントさんでも同じ。コミュニケーションがうまく取れないとクライアントさんの問題を解決することができない。相手にこちらの考えを理解してもらえないと次回の予約が取ってもらえないからだ。通ってもらえないということは1回で治さなければいけないのでクライアントさんのハードルは上がった状態だ。ハードルが上がった状態ではいい施術ができたとして、痛みがなくならない限り納得してもらえないからね。
そのハードルを下げるためにも初回に相手の考えを聞き、自分の治療方針を話すことがお互いに取ってとても重要な作業になる。
昨日も新規のクライアントさんを入れる時間の余裕がなかったのだが、どうしても早く見てもらいたいということでキャンセルで空いた予約枠に強引に入れた。時間がないのでしっかりと話を聞けないし、必要なことを話す時間もない。ということは、クライアントさんは何も理解できていないということ。そのため、痛いところはそこじゃないとと施術中に突っ込まれたり、1回でラクになれると思ったのに・・・と言われたりする。
これは完全にコミュニケーション不足。ここ最近、そんなことを言われなかったのは初回のカウンセリングがしっかりとできていたということ。初めに何で痛みが出ているのか、原因で痛みが出ているのではないということや、1回では痛みが取れないということを伝えておかないとクライアントさんに受け入れてもらえないことがハッキリと分かった。ホント初回のカウンセリングは重要だと再認識した。
あなたにはこんな間違いをやらないでほしい。
ーかすや
PS:
写真はキャンプ場で撮影したもの